第95回 9月の建築着工も4割強減

建築基準法改正で建築着工が3ヶ月連続前年同月比大幅減・・・・心配は。

 2007.11.01

 9月の建築着工の動きが国土交通省から発表されました。
 その内容は8月に引き続き3ヶ月連続の同月前年比大幅ダウンで4割強に達していました。 

 自転車操業の工務店にとって3ヶ月は致命的で事実倒産情報も増えています。
 また、建材関係も出荷が減り、在庫が溜まる感じで危機感を強めています。

 この確認申請問題の大幅減の読み方もいろいろありますが、建材で見ると着工後戸建て住宅では4〜5ヶ月、中建物では7ヶ月前後、マンションでは10〜15ヶ月程度の工事期間ですから、実際の影響も建材など納期などと絡めて判断しなければなりません。

 例えば、住宅設備機器でもUB(ユニットバス)とシステムキッチンや洗面化粧台は設置時期が異なります。UBは、構造躯体ができあがったら即設置しますし、後者は完成間近に設置します。
 従ってその時期の差で対応を考えなくてはいけないのです。

 事実、改正前の駆け込みもあったせいか配管関係は納品が間に合わないほどになっているとか聞いているのです。

 けれど、マンションについて考えれば来年3月完成物件は改正前に確認ですからある程度見込めますが初夏から秋にかけての完成は少なくなることが予想できるのです。