第166回 たいぴいえんと熊本ラーメン

 横浜が涼しかっただけに熊本は暑かった。昼は元祖店で「たいぴいえん」翌日昼は熊本ラーメン・・・・・

 熊本は3回目でしょうか?講演というとほとんど福岡ですが今回は熊本商工会議所主催で呼ばれました。
 熊本行きは羽田を妬く分遅れで出発、飛行機は離陸すると直ちにUターン、大田区の道路ではUターンはほとんど禁止なのに上空ではOKなんです。
 そのUターンで眼下には工事中の新滑走路が見え隠れ、ついつい見とれてしまいました。

 実は、この新滑走路、今までにない発想があります。それは、構造物の寿命を100年と明確に目標を定めていることです。

 この滑走路の設定設計供用期間を100年と定めて仕様性能発注していることです。
 耐久性とか耐候性とかもあると思いますし、その間、つまり、数年とか数十年ではなく、100年以上の間に怒りうる大地震や巨大台風も想定しているのではないでしょうか?

 そしてもう一つ、画像の斜め右上は多摩川の河口です。河口は多くの生命にとって多様性に影響を少しでも与えないように検討されました。そこで、建設中の画像の滑走路は今2つに分かれていますが上側はすべて、机のように滑走路の下は川の流れを止めないように空中に浮いた形になっているのです。
 とは言ってもあの重たい飛行機が空中から降りる衝撃はものすごいものですから、大変なことだと思います。
 しかし、この長寿命化と環境アセスメントを考慮した考え方はこれからの一つのスタンダードとなる貴重な計画のように思えます。

 話がまたまた逸れてしまいました。瀬戸内海の島々、そして、大分空港や大分コンビナート上空を通過した飛行機は、阿蘇カルデラとおぼしき山を通過して熊本空港に大きく旋回しました。
 熊本と言えば熊本城、加藤清正が7年間と120万人以上の動員をかけて創った難攻不落の美しい城の真ん前にバスが到着する交通センターがあります。
 今日の講演は午後2時から2時間、いつものことですが万が一のことがあってもと少なくても3時間以上前に会場近くにいないと気が済まないので今日も11時少し前に到着、さっそくご紹介いただいだ同会理事を務めている会社社長の事務所におじゃましました。

 社長といろいろ話をした後、熊本と言えば馬刺や辛子レンコン、そして熊本ラーメンがありますが、もう一つ「たいぴいえん」を初めてメニューにした料理店に連れていってくれました。元祖といえば数件あると言うことですが、言ってみるとさすがそうではないかと思えるようなお店・・・・
 そうそう「たいぴいえん」って言われても判らないですよね、漢字では「太平燕」と書くようです。
 それでも判らない?要は今大人気の春雨スープ麺、白菜を中心としたさまざまな野菜に、豚肉などの肉類、イカや海老などの魚介類が入り、鳥ガラとんこつベースの意外とあっさりとヘルシーな中華です。
 このお店、繁華街でもない場所ながら満席、しかし、社長は予約してくれていましたのですぐ座ることが出来まして太平燕となぜか付いてくるチャーハンを堪能・・・・
 講演後の夜、今度は馬刺や鳥などいろいろご馳走になって恐縮するばかり・・・・

 翌日、その社長さんの会社で講演をさせていただき、お昼前に終了して熊本市内へ入りました。
 今回の講演、1ヶ月以上前に飛行機の手配をしたのに帰りは満席、15時台の早い飛行機しか取れず、ゆっくり熊本を廻る時間はありませんでした。
 その理由はシルバーウイーク直前の金曜日ということと何かの学会が開かれていたからと言うことでした。
 本当は、横井小楠生誕200年?もあり、いろいろ行きたかったのですが、それも適わず、熊本城の廻りを少し散歩した感じで帰ることになりました。
 そこで、「谷千城」の銅像に会いました。谷は西南戦争の時、熊本城を守り抜いたことで知られた人物です。実は、親戚筋にあたり、谷からの手紙を親戚の叔父から見たことがあるので何だか変な気分・・・・
 

 熊本での最後のお昼はなんと言っても熊本ラーメン、濃厚な豚骨スープと言うイメージがあり、少し心配しつつも食べなければ始まらないと、ある店に入りました。
 出てきたのは如何にも濃いそうなスープのラーメン、しかし、このお店、意外にもあっさりしていて高菜を入れて・・・・美味しかった

 今回は2日間の講演と早い飛行機時間と時間が取れずその点は残念でしたが、それにしても熊本城はそのスケールに圧倒される美しい城でした。