第三回 八坂の塔

(H17.3.26)

私がもっとも京都らしいと思う場所の一つです。
今話題の平山郁夫の京都洛中洛外図でも、八坂の塔は、何点かありましたね。

五重塔といえば、大きさや風格から東寺が有名ですが、私はこの八坂の塔が好きです。
何故かというと、周辺の住宅に溶け合うぐらいの、丁度よい大きさ(容積)だからです。
マンションも、これぐらい溶け込むことができたらいいですね。

この景色、この通りだけは、いつも同じであって欲しいと、ここに来るたびに思います。

これは、第二層の窓から見える景色です。
東山の山麓高台から、真西を望んでいます。
昔は、建物も平屋だったから、これでも展望感があったのでしょうね。ここから京都の町が一望できたそうです。

向こうに西山の山並みが見えます。
もしこれが東京や大阪のようなビルが町の中心部に建ち並んだら、きっと隠れてしまうでしょうね。

この八坂の塔に昇れることは、意外に知られていないかもしれません。
ですから、いつも誰もいません。
1年ほど前、NHKのテレビで「恋する京都」というドラマがありました。
主人公の鶴田真由扮する芸者さんが、一人になりたい時は、必ずここに来ていました。

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