第4回 ユーミン
(H17.4.7)
先日、長年の夢だった、松任谷由美のコンサートに行ってきました。
京都の話題とちょっと離れますが、お許しください。
実は、私はユーミンとは、同い歳です。
そんなこともあって、学生時代から荒井由美の大ファンでした。
一度はライブを見に行きたいと思っていたのですが、チケットを取れた験しがありません。なにせ、発売開始10分以内で、いつも完売するのですから。
チケットぴあの電話さえつながることはありませんでした。
それから数十年、ひょんなことから大阪フェスティバルホールのチケットが手に入り、長年の夢を果たすことが出来ました。
ただ正直、この歳になって、若者が集まるコンサートに行くこともはばかれるし、忙しい時期でもあるし、ユーミンも歳取って、あの頃の感激もないだろうし、やめようかとも思ったのですが、とりあえず行動することが好きな私は、やはり出かけてしまいました。
驚きました!
そして、感激しました!
ユーミンにとって、子供といってもよいぐらいの年のバックコーラス隊に混じり、全く違和感を感じさせない身のこなしで、歌って踊っています。
そして、口から出る言葉の端々に、老いとの戦いに負けたくないという意気込みと日ごろの半端ではない努力が、はっきりと私には伝わりました。
実は、私も今、子供といってもよ歳の大学生のライバルたちと、机を並べて勉強していることがあるものですから、よく気持ちが理解できます。
そして、慣れたステージのはずなのに、まるで、デビューしたての新人のように振舞う姿は、まさに、この歳だから出せる味です。
我々の年代は、団塊の世代の後として、決して、ラッキーな世代ではありませんでした。
就職期は、オイルショック時代。やっと年功序列が無くなり、今からという時、IT革命に見舞われ、逃げ切り組にも入れず、かといって若手とも言われなくなって・・・。
自分自信が頑張るしか方法がないという当たり前のことを、やっと気がついてきたこの頃。まさにポイントは、老いとの勝負です。
大きく心をなくしてしまったこの国で、子供たちに豊かな社会を残してやれるために、今から社会に出る若者と同じ気持ちと体力で、残りの人生をスタートする!
このとても大変で、異議のある行動を多くの大人がすれば、まだこの国は間に合います!
私にとって、ユーミンに負けないぞ!という気にさせてくれた、とても異議のある夜でした。
お恥ずかしい話、アンコールでは、涙が出てしまいました。
こんな気持ちになったのは、いつ以来でしょう。
ユーミン、ありがとう!
さて、次回からは、いよいよ桜便りをお届けできそうですね。
京都は、今週末ぐらいからが、見ごろになります。
